アトピーの日常的ケア

アトピーの症状が出ている人は、皮膚が本来持っている肌のバリア機能が失われている状態にあります。夏の強烈な日差しは別として、日常的に浴びる紫外線からも肌のバリア機能が守ってくれていますが、アトピー性皮膚炎にかかるとそれができません。紫外線は一年を通して降り注いでいますが、特に冬の乾燥で肌が弱っているところに急激に紫外線量が増える春も要注意です。紫外線を浴びると健康な人でも肌に炎症を起こすことがありますが、アトピーの方は、短時間、少量でも炎症を起こし、症状を悪化させることがあります。外出時には、日焼け止めクリームなどを厚めに塗り、帽子や長袖シャツなどで肌を露出しないようにすることが大切です。また、気温の高い時期には、外出から帰った後に、汗や汚れをそのまま放置しないようにするとともに、シャワーや入浴後のスキンケアが欠かせません

アトピーは肌の見た目の症状よりも、かゆみが我慢できないものです。体が温まることで起こることが多く、就寝時に強い痒みが出ることがあります。入浴の際には、ぬるめのお湯に短時間つかるようにし、かゆみが出た場合には、保冷剤などで冷やすなどのケアをすると症状が和らぐでしょう。かゆみがあっても掻きむしらないことが悪化させないために重要なこととなりますが、就寝時には無意識で掻いてしまうことがあります。特に、小さなお子さんは我慢することができないので、日頃から爪を短く切って、ばい菌が皮膚で増殖しないように注意してあげると良いでしょう。

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